2013年10月17日
ベンチャー起業・再生物語 Vol.4

『円満退社の条件って・・・』
RC(リクルートグループ)の大先輩とビジネスのコラボミーティングをすることになった。
関東圏のある事業に特化したアウトソーシング事業の立ち上げである。
そのミーティングの際に
心にひかかっていることが解消できる話があったのでシェアします。
その先輩は、
実力をつけるためにある会社の社長について
力をつけることにした。
3年たって独立起業ができる実力をつけた。
同じ時期に一緒に働いている同僚から
『全国展開できるクライアントの仕事を
請け負って新しい会社を立ち上げることになるから
一緒に参加しないか?』
という誘いを受けたそうだ。
その誘いに乗れば、大きなクライアントをバックに
売り上げを確保でき、起業も順調に進むことは明らかだった。
しかしその先輩は、
『自分を育ててくれた会社を裏切ることはできない。
自分に機会をくれた社長には感謝しているので
それを裏切ることはスジをはずすことになる。』
しかも
『おそらく、裏切ることを平然と自分のエゴのために
できる人は、同じことを受けてしまうことになる。』
その誘いは断り、機が熟したことで
社長にスジを通し独立起業をすることにした。
退職して起業準備を始める日、
社長から呼ばれて社長室に行ってみると
機材や車やインフラ一式を社長からプレゼントされた。
『これがあると初めの負担が少なくて済むだろ。頑張れよ!』
とその時社長が言ったそうだ。
今でもそのお世話になった社長の領域は手を付けずに
独自の領域だけで闘ってきた。
『いた会社と仕事ができること、
それが円満退社の条件だよね。』と
懇意にしている実業家の方々は
前職をどういった理由で辞めたかを気にする。
ちゃんとスジを通していく人と
法律に沿っているから大丈夫、と人心を無視して動く人とでは
その後の成長の仕方が変わってくる。
やはりRCの方々は、そのような方々が多い。
だから、今でも大きく成長していけるし
信頼厚くビジネス展開している、のだろう。
自分を振り返ってみると
RグループともGグループとも
仕事をしているので一安心。
Posted by 株式会社ジェイブレイン at
19:42
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